Solty rain, Sunny world

甘くてしょっぱい日常の思いをつぶやいています。

世代の持つ「業」

どの世代も、その世代特有の「業」や「思考の癖」があると思う。

戦中戦後の先輩方は、貧困や目まぐるしい時代の流れに揉まれて来たと思うので、きっとわたしたちには分からない強欲とも感じられる飢餓感を本能の底に抱えているだろう。

30代後半から50代の我々は、どうしようもない大きな経済の負い目を背負い、卑屈になっているかも知れない。

10代や20代はそんなわたしたちを見て、頑張っても叶えられないこと、転落することがあるのだ、じゃあ「頑張る」って、なに?と感じているかも知れない。

 

どの世代もその時の世相をどうしても取り込んでしまうから、一概に「老害」やら「ゆとり」やらで片付けては身もふたもない。だけと、それをなんとなくでも理解し合えたら、世代間のギャップは少し減るのかなぁ、と今日も考えるのである。